FRP絶縁中継BOX

 

本製品FRP絶縁中継BOXは、NTT企業グループ様承認済み製品です。

FRP絶縁中継BOXへの製造年月入り銘板取り付けのお知らせ

NTT企業グループ様向け本製品の銘板が、製造年月表示と銘板色により、製造時期が明確になりました。

これによって、弊社保証範囲の明確化、メインテナンスの判断材料とし、更なる安全性の充実に 向け、開発と改良に生かす目安としていく所存です。何卒、ご理解のうえご協力お願い申し上げ ます。また、この銘板は「オーバーレイ加工」により、剥がれ落ちないように透明樹脂で埋め込まれます。納品直後の運搬中の破損申告時期を過ぎた、銘板上のキズ等の修復は有料になりますのでご注意下さい。 

平成25年製造は、ブルーの銘板になります。耐脱落、耐摩耗、耐水改ざん防止のため、オーバーレイ加工を施してあります。輸送時以外の銘板上のキズ修復は全て有償になりますのでご注意下さい。

製品特長

1. 高い剛性

硬質塩化ビニール・ABSまたはPP等の樹脂と比較して、極端に剛性が高く歪みが少ないのがFRPの特徴で、高いテンションがかかる太い電線の中継用端子箱に最適な材質です。強度は従来のスチール製BOXに匹敵することが、破壊・強度試験で実証されています。

2. 絶縁・軽量で安全性向上

FRPが持つ素材的な電気絶縁性は、活線作業時の安全性確保の上で最も特徴的な性能の一つです。また、スチール製の従来品と比較しても質量の違いは歴然としており、飛躍的な軽量化を実現させました。(通電ターミナル部のCuバー等の重量は除く)軽量である事は、高所等の取り付けづらい場所への設置時における作業性・安全性の向上につながっています。

3. 高作業性・難燃性

全ての開口部を大きく設計することで高作業性を確保し、作業時間の大幅な短縮を可能にしました。 また、FRPの樹脂に難燃性素材を混合した「自己消火形難燃素材」を使用していますので、万が一の火災時にも耐熱電線並みの難燃性能を持っています。
(難燃性素材:耐熱電線・難燃性外被電線の被覆に使用されている難燃物質を使用しています)

使用用途

低圧直流・交流回路のケーブル電路中間における分岐・延長用。コンパクト電源装置で数が少ない出力端子の補助、または増設用。他部門への電源供給に伴う受け渡しターミナル(分界点)として。天井裏、ケーブルラック上、二重床内等の乾燥した場所での使用に最適です。
(開口部を保護する巾着型の「ケーブルホール保護カバー」が、開口部数だけオプション購入できます)

現場代理人・現場監督・工事長・代務者・職長・班長各位様へ

FRP絶縁中継BOXは一度通電した後の活線作業時に、従来の鉄製のBOXと比較にならない安全性で安心感を持っておられると思います。しかし、施工後のFRP中継BOXを拝見すると、BOX本体底部の固定ボルト用絶縁キャップ・絶縁ワッシャが正しく取り付いていないため、活線作業時の安全性に問題を残している(作業時の短絡地絡事故に直結する)現場が少なくありません。簡単な作業の見落としや施工不良は思わぬ事故を誘発すると共に、不本意な事故対策を強いられる可能性が有りますので、作業者の方へ正しい設置方法をご指導頂くよう切にお願い致します。

なお、本件に関するご質問等御座いましたら、遠慮無く弊社へご相談下さい。(通電後の改修では、絶縁ワッシャの取り付け不可能もしくは、リスクの大きい大変危険な作業となりますので、新設時の通電前に今一度確認願います)

ロック付きパチン錠を「全ヶ所6.5mmΦ鍵穴付き」に仕様変更

2012年12月以降出荷のFRP絶縁中継BOXを、興味本位に部外者が蓋を開けてしまう事を防止するため、ロック付きパチン錠を「全ヶ所6.5mmΦ鍵穴付き」に仕様変更しました。(SSSモデルを除く) 
これに伴い、別途錠前ご用命のお客様には、タキゲン製造 株式会社製の可変式4段番号南京錠を2個1セットでご用意しております。(通常、錠前は添付されません)

仕様変更した鍵穴付きロックパチン錠(写真右)鍵穴はΦ6.5mmですので、通常の市販シリンダー錠前でも施錠可能です。

使用上の注意点

  • FRP絶縁中継BOXの開口部構造上と、パチン錠の取り付けビス露出等により錠前を取り付ける事による防犯の効果はありません。「興味本位」「うっかり」などによる蓋開け、または、設置者の「意思表示」としての蓋開け禁止を目的とします。
  • 錠前をご用命の方は、直接弊社までご連絡下さい。

製品特長

1. 高い剛性

2. 絶縁・軽量で安全性向上

製品仕様

Φ5.5mm SUS304
本 体 C3604BD サテンクローム仕上げ
全 高 78.5mm(開錠時+3mm)
全 幅 48mm
全 厚 16mm

SSS・SS・Sタイプ(小径のケーブルで小電流電路(~100A台程度)の中継・分岐に最適)

M・UM・TMタイプ(小径から太物ケーブルまでの範囲で中電流電路(数十A~数百A台程度)の中継・分岐に最適)

L・UL・TL・SL・CLタイプ(中径から太物ケーブルまでの範囲で中電流電路(数十A~数百A台程度)の中継・分岐に最適)

本製品の全てはJIS-A1322 3級防炎(自己消化形)です。また、本製品は実用新案登録済みです。

M、M3、UM、TMタイプのCu導帯穴明けパターン図

極薄タイプTM・TLの場合、Cu導帯の穴明けに代わり、以下のようにタップを切り、取り付けボルトを添付します。 左右の穴明けパターン図中のφ14穴の箇所にM12mmタップをφ12穴の箇所にM10mmタップをφ9穴の箇所にM8mmタップを切りそれぞれのタップネジ穴には、適合した鉄ネジが取り付け済みです。取り付けネジ規格はJISです。

取り付け済みのネジは、基本的にセムスネジ(平ワ・スワ)を使用しておりますが、通常のネジの場合も御座います。Cu導帯穴無しタイプは御座いません。

L、L3、UL、TLタイプのCu導帯穴明けパターン図

大きなタイプ・特殊なタイプのCu導帯穴明けパターン図

SLタイプのCu導帯穴明けパターン図

SS・USS・SSSタイプのCu導帯穴明けパターン図

梱包材は捨てないで!

(重要)製品の初期不良または運送中の破損等の保証について弊社製造のFRP絶縁中軽BOXは、製品到着後即時開梱のうえ初期不良につきましては、お客様の製品お受け取り後一週間以内に弊社へご連絡下さい。

ご注意頂きたいのは運送会社による輸送途中の破損で、弊社への連絡が遅れますと保険が利かず有償修理になりますのでよろしくお願い致します。運送会社による破損の場合の多くは梱包材(段ボール)の上から穴が明いたり傷が付いたりする場合ですので、梱包材も捨てないで不具合のある製品と共に保管し、ご連絡下さい。 (運搬中の傷であることの証明になります)

FRP絶縁中継BOX ご注文に関する注意事項

  • ご注文いただいてからのお届けは通常2週間ですが、特注品や大量発注の場合は、ご相談によらせていただく場合があります。また、更なる改良のため、予告なく仕様を変更する場合がありますのでご了承願います。
  • S・Mサイズは、お客様の用意されたターミナル(中継端子板)、サーキットブレーカー等の仕様に合わせ、中板付きタイプも選択できます。
  • 本品は防水仕様ではないため、屋内の電気室、機械室、天井裏、OA室、二重床内等の、乾燥した場所に設置して下さい。
    (多湿箇所の設置で、BOX本体はサビや劣化はいたしませんが、内部の電極またはターミナルが結露等により腐食する場合があります) 
  • 全てのBOXは低圧回路用ですので、高圧電路、特別高圧電路、高周波を発生する電路には絶対に使用しないで下さい。 
  • 本品は「電気用品取締法」における「甲種電気用品」、「乙種電気用品」とは異なり、電路(Cu導帯)の支持材として位置づけます。よって、受変電設備、発電設備の電路に直接使用することは基本的にできません。自家用電気設備の電路に直接設置をお考えの方は、担当の電気主任技術者に必ずご相談下さい。
  • 本製品をご使用中の感電及び短絡に類する事故が発生いたしましても、弊社が損害を補償するものではありません。作業時は基本的な安全手順に基づき事故防止に努めていただきますようご配慮願います。

FRP絶縁中継BOXの基本性能と破壊試験結果

FRP絶縁中継BOXの性能

2012年12月以降出荷のFRP絶縁中継BOXを、興味本位に部外者が蓋を開けてしまう事を防止するため、ロック付きパチン錠を「全ヶ所6.5mmΦ鍵穴付き」に仕様変更しました。(SSSモデルを除く) 
これに伴い、別途錠前ご用命のお客様には、タキゲン製造 株式会社製の可変式4段番号南京錠を2個1セットでご用意しております。(通常、錠前は添付されません)

製品の基本性能(発売初頭製品での公的試験結果の公表)

項 目 単 位 JIS規格 規格値 結果
引張強さ Mpa JIS-K7054
60以上 81
引張弾性率 Gpa JIS-K7054 8以上 10.4
曲げ強さ Mpa JIS-K7055 110以上 153
曲げ弾性率 Gpa JIS-K7055 5以上 6.7
難燃性 - JIS-A1322 3級以上 防炎3級
電気絶縁性 Ω JIS-K6911 1MΩ以上 1.0×1013~1.6×1013

※本体から切り出した板の測定値の平均値

破壊試験結果から得られた製品耐荷重(静的荷重)

耐 荷 重 単 位 結 果
水平荷重 Kg 400
垂直荷重 Kg 100
(Cu導帯が先に湾曲)

※実物を設置した時と同じ状態で、破壊に至るまでの試験を行ったデータから算出した数値

コンクリート床にアンカー4本止めしたLサイズFRP中継BOXのCu導帯(10mm×100mm)にワイヤーを掛け、垂直牽引して破壊に至るまでの試験結果では、Cu導帯が折れ曲がり、このことが直接破壊原因となってサイドリブの剥離現象が誘発されました。

この試験結果から得られた成果は、BOXの数カ所に取り付けられた「ひずみセンサー」が、荷重とひずみの関係を克明にとらえ、本来実用的にあり得ないCu導帯の湾曲が発生する過大な荷重にも耐えることが判明しています。また、設置したアンカーボルト用穴明け部分に、クラックの発生は確認できませんでした。

*サイドリブとは、Cu導帯を中継BOX本体へ取り付けるためのBOX内部の連続突起部分を指します。

停電でも止められない通信用電源は、今日の情報社会で最も重要な設備に類します。NTT電源部門の設計・保守を一手に引き受ける(株)NTTファシリティーズ様をはじめ、NTTグループ企業様や、通信建設会社様の大半からご採用いただいている実績と信頼の製品です。通電したままの電路増設時、電源設備取替え時に使用する予備端子、多数の負荷への分岐用等、絶対に事故を起こしてはならない重要な部分から、人為的ミス(ヒューマンエラー)を大幅に低減するFRP絶縁中継BOXは、ハードウェアーからの安全支援に威力を発揮しています。


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